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11月29日(火)
コッパ・イタリアの全ての試合が5分遅れに

メッシーナ戦から一夜明けましたが、イタリア国内のメディアは、予想通りにゾロに対する人種差別問題を取り上げています。インテルに対して何らかのペナルティが科せられることは間違いないでしょう。以前からFIFAは、フットボールの試合における人種差別に関して強硬路線を取る事を宣言しています。そのFIFAからイタリア・フットボール協会へ、インテルへの罰則が促される事は確実です。最低でも罰金はあるとして、もしかすると数試合サン・シーロの使用禁止(ホームゲームを中立都市でプレーする)になるかもしれません。これはあくまでも管理人の予想ですが、それだけ重い事件である事は確かなのです。ちなみにイタリア・フットボール協会は、今週のコッパ・イタリア全ての試合開始時間を5分遅らせる事を発表しています。試合開始前に選手たちがセンター・サークルに集まり、人種差別反対のバナーを掲げるキャンペーンを実行するためです。

モラッティ「人種差別に反対するプロジェクト」

当然ながら、マッシモ・モラッティ・オーナの元にもジャーナリストが殺到しています。オーナーは今朝、Sarasのオフィスに出勤したところでインタヴューに応じました。「今回の事件は何も新しいものではありません。ゾロがプレーを続けた事は、とても勇敢だったと思います。私には特定のグループを非難する意思はありません。この世界に根付いている悪しき風習なのです。自分たちとは異なる者を区別したがる人々がいます。昨日の件で私に言えるのは、ゾロが知的な方法で反応したという事だけです。またウチの選手たちもすぐに状況を察して行動しています。」このような人種差別問題に対して、フットボールはどのようなことができるのでしょうか?オーナーはこうコメントしています。「ポジティブなサインを与える必要があります。少しずつでもこの状況を改善するため、綿密なプログラムを練らなくてはいけないでしょうね。」

クルヴァの一部の人間によって、そのクラブのファン全体のイメージを悪くしているように思われます。オーナーは語ります。「そうとも言えますね。しかし私はこれがクルヴァのファンに限定される現象ではないと思っています。クルヴァを切り離して考えたりしないよう、慎重になる必要があります。」以前トレヴィーソの選手全員が、顔を黒く塗った状態でピッチに入場したことがありました。人種差別に反対する行動です。インテルでも同じようなパフォーマンスが行われる可能性はあるのでしょうか?「あるかもしれませんね。しかし大切な事は、そのような意識をフットボール界全体で共有する事なのです。個々の勇気ある行動も非常に重要ですが、それらは全てただのサインです。もっと何か重いものが必要ではないのでしょうか。困難な道のりなのは承知しています。それでも遅かれ早かれ、私たちは始めなくてはいけないのです。」
11月28日(月)
勝ち点3を獲得したネラッズーリ・・・しかし気分の悪い出来事も

メッシーナ 1-2 インテル
ディ・ナポリ 71' -  7' レコバ
59' カンビアッソ
ストラーリ
ゾロ
レザエイ
クリスタンテ
アロニカ
コッポラ
(78' 柳沢)
ドナーティ
スクッリ
(78' ジアンパ)
ダゴスティーノ
イリエフ
(56' ディ・ナポリ)
ザンパーニャ
- ジュリオ・セーザル
サネッティ
コルドバ
サムエル
ファヴァッリ
フィーゴ
(マテラッツィ 65')
ヴェロン
カンビアッソ
スタンコヴィッチ
アドリアーノ
レコバ
(マルティンス 65')
ロベルト・マンチーニ監督の41回目のバースデーは、サン・フィリッポでのインテルの勝利によって祝福されます。先制点を決めたのはエル・チーノ。前半7分、スタンコヴィッチから上がったドンピシャのクロスを、左足のダイレクトボレーでゴールに突き刺しています。レコバにとって、今シーズンの3ゴール目でした。守備ではジュリオ・セーザルが神がかり的なセーブを披露し、インテルのゴールに栓をします。

59分にはコルドバのアシストに飛び出したカンビアッソが、落ち着いたシュートで追加点を上げました。クチュは先週のパルマ戦に続き、2節連続でゴールを決めています。その後メッシーナに1点を返されますが、同点弾は許さずに試合を終えることができました。途中交代したマルティンスは枠をとらえるシュートを2度放ったものの、いずれもストラーリのファインセーブに阻まれています。またアドリアーノも、フリーの状態で打ったヘディングシュートを宇宙に打ち上げました。

この試合では残念な出来事もありました。試合中にインテリスティが陣取る客席から、メッシーナのコートジボワール人選手マルコ・アンドレ・ゾロに対して人種差別的な歌が飛び出したのです。これを聞いたゾロはスタンドを指差し、ボールを持ったままピッチから出ようとしました。すぐにアドリアーノがゾロを引きとめ、マルティンスはティフォーゾに向かって抗議しています。試合後のインタヴューでゾロは詳細を説明しました。「ニュースにしたいとは思いませんが、あれは受け入れられなかった。私たちは動物ではない。チームを愛して全てを捧げる人間なのです。マルティンスとアドリアーノが私を止めました。"君がピッチを去ったら、彼らが満足するだけだ"ってね。」ジャチント・ファッケッティ会長は、試合後すぐにTVカメラに向かってコメントしました。「クラブの名を持って、数名の無礼な人間の行為をゾロ選手に謝罪します。残念な事に、このような事はしばしば起こります。しかしインテルは常に人種差別に反対しています。」先週La Padania紙に「アルトメディア戦のインテルにはイタリア人の精神が無かった。」と書かれた事で論争の的になったインテルですが、今週はこのネタで叩かれそうな気がします・・・。

エステバン・カンビアッソ 「僕たちにとって重要な勝利でした。メッシーナは素晴らしいチームですし、ここサン・フィリッポでのプレーは簡単ではありません。それでも僕たちはもう少しゴールを決めなくてはいけなかったと思います。チームはフォームを取り戻しています。次節アスコリ戦の前には、コッパ・イタリア(パルマ戦)が控えていますね。とにかく順位表は気にせずに、自分たちの試合だけに集中したいと思います。僕たちにできる唯一のことは、試合に勝利することだけなのです。」

ロベルト・マンチーニ 「私たちが首位との差を縮めるためには、あらゆる試合に勝利しなければいけません。この試合のインテルはメッシーナをぐいぐい押し込みましたが、トドメを刺すまでには至りませんでしたでした。失点を許した事で、逆に息を吹き返させています。雨の影響でピッチは最悪でした。前半には信じられないくらいチャンスがありましたね。アレを決めていたら試合は決定付けられていたでしょう。ゾロが人種差別の歌を聞いてピッチを去ろうとした?もしそのまま去っていたら、愚かな差別主義者たちに屈したことになります。ですからそのまま留まるのが正しかったと思います。レコバ?今日は上手くプレーしました。彼はゴール以外にも素晴らしい仕事をしてくれました。彼のプレー内容には喜んでいます。アドリアーノ?2回ビッグチャンスがありましたね。水曜日の試合で疲れていたのでしょう。」 
11月27日(日)
マンチーニ「スクデットとチャンピオンズリーグを勝ち取れば」

召集メンバー20人
1  フランチェスコ・トルド
12  ジュリオ・セーザル・ソアレス
22  パオロ・オルランドーニ
2  イヴァン・コルドバ
3  ニコラス・ブルディッソ
4  ハヴィエル・サネッティ
11  シニサ・ミハイロヴィッチ
16  ジュゼッペ・ファヴァッリ
23  マルコ・マテラッツィ
25  ワルテル・サムエル
5  デヤン・スタンコヴィッチ
6  クリスティアーノ・ザネッティ
7  ルイス・フィーゴ
8  ダヴィド・ピサーロ
14  ファン・セバスティアン・ヴェロン
19  エステバン・カンビアッソ
9  フリオ・クルス
10  アドリアーノ
20  アルヴァロ・レコバ
30  オバフェミ・マルティンス
26日のアッピアーノ・ジェンティーレは大雪に見舞われました。選手たちはその雪の中、メッシーナ戦に備えてトレーニングを行っています。午前中のメニューを消化した後、ロベルト・マンチーニ監督はプレ・マッチ記者会見に出席しました。「今シーズンのインテルは後半に順調になる?後半の方が安定してるとは思いますけどね。」昨シーズンのインテルは、試合終了15分前に8回も同点に追いついています。「試合の前日にこのような話をするのもアレでしょう。例えデータがあるとしても、それについて考えてはいけません。私たちは何より落ち着いてメッシーナに勝たなくては。」

昨シーズンの第33節、インテルはメッシーナに対して1-2の敗北を喫しています。しかしマンチーニには、メッシーナ戦に対する特別な気負いは無いようです。「同じことが再び起こるとは思えません。あの試合で私たちが何回チャンスを作ったのかも覚えていないし、またメッシーナがどのようにして勝ったのかも記憶にありませんよ。フットボールでは、多くのチャンスを作っても1点も奪えないことがあるんです。確かあの時では前半に8〜9回の信じられないチャンスがあったと思います。全ては私たち次第なのです。決めるときに決めておかないと。」

次にマンチーニ監督は、インテルのストライカーについての話をしました。「クルスはずっと順調です。そしてアドリアーノも得点の感覚を取り戻しました。今私たちはマルティンスとレコバのゴールを待っています。正直に言えば、ストライカーたちにはもう少し多くのゴールを期待していました。しかし全てのセンター・フォワードには、得点が滞る瞬間があるものです。」そのことが少なからず現在の順位に反映されているのでしょうか?「いいえ、それだけが理由ではありません。ローマ戦やラツィオ戦では順調でなかったのですが、その責任がストライカーだけにあるとは思いません。」

昨日、ミランのカルロ・アンチェロッティ監督が「インテルの移籍市場での方針には同意しますが、チームの大黒柱はイタリア人である方が良いと思います。」とコメントしました。マンチーニは語ります。「私もアンチェロッティ監督が言うように、チームにイタリア人の大黒柱がいた方が良いと思います。特に新加入の外国人選手の為の利点になるでしょう。長年ここで過ごしている人間は、イタリアのフットボールについて全てを知り尽くしています。何年も住んでいる人間が、だんだんイタリア人に似てくるのと似ていますね。ミランのように、バレージ、マルディーニ、コスタクルタ見たいな選手を見つけることは簡単ではありません。しかし私たちにも、偉大な精神を持ったマテラッツィという選手がいますよ。」

続いてマンチーニ監督はアドリアーノについて聞かれました。「自分を解放して、好調をキープできる事を願っています。水曜日にはトリプレッタを決めましたが、その前のパルマ戦でも順調だったと思います。彼もすごく気分が良いでしょうね。これが一番大切なことなんです。彼が再びゴールを取り戻したという事実は、彼自身に平穏をもたらすのです。」マンチョは明日41歳になります。記者から「インテルで老けましたか?」と質問されました。「ラツィオにいたときから年を取っていましたよ。時間は全ての人間に等しく流れます。インテルの監督はストレスが多いか?タイトルから遠ざかっているチームを率いる事は難しいものです。スクデットとチャンピオンズリーグを勝ち取れば、確実に若返りますよ。問題なのは、もし私が現役に復帰するとしたら、また監督のライセンスを取り直さなくてはいけないということです・・・。」
11月25日(金)
インテルは外国人選手ばかりじゃないか!という批判

ネラッズーリがチャンピオンズリーグのグループリーグ突破を決めた次の日、アルトメディア戦のスタメンにイタリア人がいなかったことをイタリアの新聞各紙が取り上げました。その報道に対して、ジャチント・ファッケッティ会長は次のようにコメントしています。「私はインテルの選手はインテルの選手として認識しています。外国人とかイタリア人とか、そのように区別する意識が無いのです。彼らの多くが私たちと数年間を共にしています。私たちのユース・アカデミーに通った者もいるし、家族の中にイタリア人の先祖がいる者もいるんですよ。UEFAはユース・アカデミーの選手を保護するための政策を打ち立てていますが、我々の結果を見てください。インテルのユース・アカデミーは実に形成的で競争力に溢れているでしょう。私たちはイタリア国内のみでなく、海外にもインテル・キャンパスを設立しているのです。インテルはヨーロッパでも最も多くのプロ選手を送り出したクラブのひとつであります。最近はユースセクターでもタイトルを勝ち取っています。マルティンスのような若者が、セリエA、BおよびC、または海外のクラブで活躍しているのです。」

ファッケッティは続けます。「このことは私たちがプロフェッショナリズムを持って、若い選手たちに真剣であることを証明しています。さらにフットボール以外のプロジェクトにも積極的に参加しています。もちろん、私たちはこのままで満足しているわけではありません。若い選手だけでなく、インストラクターの指導も兼ねて、ユース・アカデミーの更なる改善に努めている最中なのです。」ロベルト・マンチーニ監督に対しても、新聞記事についての質問がありました。マンチーニはこう語っています。「ピッチの中に外国人選手しかいない?あなたが言いたいことは分かりますよ。でもね、私にとって彼らは皆インテルの選手なんです。全てのフットボール選手が平等なのです。もしこのような事を話題にしなければいけないのなら、道徳を捨ててください。人種差別についての広告を出すか、我々は皆同じと発言するかですよ。」

ハヴィエル・サネッティがサンシーロ・ストアでトーク

ハヴィエル・サネッティはPUPI財団についてのトークを行うため、サンシーロ・ストアを訪れています(サンシーロ・ストアはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァのタワー10と11の間に位置しています)。会場ではSkyのインタヴューを受けました。まず最初にカピターノは、PUPI財団のブレスレット・キャンペーンについて報告しています。「順調に進む予定です。私たちを助けてくれている全ての人々に対する感謝があります。ここサンシーロ・ストアでも大きなサポートを受けています。キャンペーンが成功する事を信じましょう。」PUPI財団をサポートしているのは、インテルのチームメイトもです。「財団の運動はイタリアでも順調ですね。クラブ、インテルクラブ、そして私のチームメイト全員が財団の運営をサポートし続けてくれています。」

続いて話題はインテルのことに移ります。「パルマとアルトメディアに勝つことは重要でした。負傷明けの状態は良好です。私の早期復帰を助けてくれたチーム・ドクター、フィットネス・トレーナー、フィジカル・セラピストに感謝します。」記者からはインテルがしばしば連続性を欠く事について質問されました。「私たちは今やっている事を続ける必要があります。最後まで戦わなくてはいけない事も理解していますよ。そして大きな目標に向かって全てを出す覚悟です。順位表は気にしていません。焦点を合わせているのは、それぞれの試合です。もう選手権よりチャンピオンズリーグに集中する?それはありません。逆にアルトメディアに勝ってグループリーグ勝ち抜けを決めたことで、選手権におけるリズムが向上すると思っています。これからは落としたポイントを回収していかなくてはいけないのです。私たちは自分たちの復活を信じていますよ。」

サネッティはすでに12月11日のデルビーを視野に入れているのでしょうか?「いいえ。それ以前にまだいくつか試合があります。ギリギリになってから準備するつもりです。」ヴィエリの苦労は予想したか?ミランで上手くやっていないので満足か?という少し意地悪な質問もありました。「そんなことに満足はしません。ヴィエリは長い時間をインテルで過ごしました。彼は常にインテルのために上手くやろうと努力していたんですよ。ミランには多くのストライカーが揃っていますが、彼ならばきっとチャンスを得ることができるでしょう。」最後にアルトメディア戦でトリプレッタを決めたアドリアーノに対して、どのような言葉をかけたのかを聞かれています。「私たちはただ、彼が落ち着きと平穏を取り戻してくれたことが嬉しいのです。」サネッティはこのように答えました。
11月24日(木)
インテル、チャンピオンズリーグのノックアウト・フェイズヘ進出

インテル 4-0 A.ブラティスラバ
フィーゴ 28'
アドリアーノ 41'
アドリアーノ 59'
アドリアーノ 74'
- -
ジュリオ・セーザル
サネッティ
コルドバ
(67' ザネッティ)
サムエル
ウォメ
フィーゴ
(46' ブルディッソ)
ヴェロン
カンビアッソ
(60' スタンコヴィッチ)
ソラーリ
アドリアーノ
レコバ
- チョベイ
ボルベリ
デブナール
ドゥリツァ
ペトラーシュ
フォドレク
コザク
(チュール 69')
オブゼラ
ウルバーネク
(スタノ 78')
ハレナール
ヴァスチャーク
(ミクリッチ 69')
最後の無観客試合となったグループリーグ第5節。1週間で3試合を戦うインテルは、パルマ戦から数名のメンバーを入れ替えました。しかしチームのクオリティに変化は無く、インペラトーレのトリプレッタを含む4得点で見事にグループリーグ突破を決めています。先制点はルイス・フィーゴでした。エリア内でヴェロンのスルーパスを受けたフィーゴが、落ち着いてボールを流し込みます。追加点は41分。アドリアーノがフィーゴのロングパスに反応して飛び出すと、これを確実にゴールしました。アドリアーノにとってはローマ戦以来となる、約1ヶ月ぶりの得点でした。

インテルは後半にフィーゴに代えてブルディッソを投入しますが、攻撃の手は緩めません。59分、レコバとアドリアーノが狭い場所でのパス交換を披露し、最後はアドリアーノがシュートを決めました。74分にはアドリアーノの3点目が生まれます。アドリアーノはスタンコヴィッチのアシストを受けると、それを思い切ってシュート。エリア手前から打ち抜かれたボールに、ゴールキーパーは一歩も動くことができませんでした。

アルヴァロ・レコバ 「全員が今日の試合の重要性を認識してたよ。グループリーグ突破を決めた今、2月までは選手権に集中できるね。このような試合は、早い時間帯に得点を決めることができないと難しくなるんだ。それを考えても、今日はスタートから順調だった。この勝利で、ウルグアイがワールドカップ予選に敗退した事を忘れた?いや、僕にとってもウルグアイにとっても、悲しみが癒されるにはまだ時間がかかるよ。また次の4年間、ワールドカップを待たなくちゃいけない。ただ、今はインテルが順調である事を考えたいと思う。僕たちはインテルが世界で最も偉大なクラブのひとつということを常に意識し、そのインテルの為にあらゆる努力を注がなければいけないんだ。僕はそうしようと思っているよ。僕たちは正しい方向でやっている。これを続けたいね。」

ロベルト・マンチーニ 「これでデルビーの直前に行われるレンジャーズ戦に落ち着いて臨めます。もちろん自分たちの試合をするためにスコットランドへ行きますけどね。インテルは明らかにアルトメディアより優れていました。チャンピオンズリーグのベスト16進出を決めたことは重要です。これからも順調に続くように望みましょう。アドリアーノ?全てのストライカーに、ゴールから遠ざかる瞬間があるのです。アドリアーノの問題は、2〜3週間の連続したトレーニングができなかった期間が何ヶ月も続いたという事です。彼にはテクニックとパワーがあります。必要なのはトレーニングだけなんですよ。ルイス・フィーゴ?彼の元もとのポジションはウイングですが、他の位置でのプレーもこなせる選手です。」 

アドリアーノ 「スタジオにいるジャンルカ・ヴィアッリさんに感謝します。Gazzetta dello Sport紙に掲載された彼の激励文ですが、あれが僕に再び得点する強さを与えてくれたのです。最近は特にトレーニングに励み、なんとかスランプを抜け出そうとしていました。これからもこのフィジカルをキープして、良い状態を続けたいと思います。僕に関していろいろ騒がれた事?全然怒っていませんよ。ただ、ウソを作り上げるのではなく、本当のことを言ってもらいたいですね。僕はこれからもインテルの為に責任を持ってプレーしたいと考えています。インテルはいつも僕の味方です。(ユヴェントスとの勝ち点差10について)大きな差ですが、きっと追いつけると信じています。そのことについてはみんなで話もしました。僕たちは集中しています。もちろん結果が重要ですけど、落ち着いたままで前向きにトライしたいと思っています。チーノ?僕はチーノとはいつも上手くプレーしています。彼とプレーする時はエリア内へ走る必要も多くないし、全てが簡単になるんです。」
11月23日(水)
サネッティ「プロフェッショナルとしての義務」

日曜日のパルマ戦で、開幕戦以来のセリエA復帰を果たしたハヴィエル・サネッティ。チャンピオンズリーグへリターンする準備も整っているようです。火曜日にアンジェロ・モラッティ・スポーツセンターでUEFAの記者会見が行われていますが、カピターノはグループリーグ第5節でプレーする彼の希望を語りました。ハヴィエルはアルトメディア・ブラティスラバを過小評価していません。逆に明日のホームでの試合を「最も危険である。」と評価しました。ブラティスラバはチャンピオンズリーグにおける過去3試合で、一度も敗北を喫していないというデータもあります。 さらに国内リーグでは、先週末の試合で首位スパルタク・トルナヴァとの勝ち点差を3にする勝利を飾りました。
インテルがブラティスラバに本拠地を置くチームと対戦するのは、アルトメディアが初めてではありません。1982-83シーズンのUEFA カップウィナーズカップの1回戦では、旧チェコスロバキアのSKスロバン・ブラティスラバと対戦しています。この時はホームでの1stレグを2-0で勝利しましたが、アウェイの2ndレグでは1-2で敗れています。(トータル3-2でインテルの勝利)


マッシモ・モラッティ・オーナーのコメントがパルマ戦の前のチームを奮い立たせたか?と聞かれたサネッティは、プライドを持って返答します。「精神面では常に一定の緊張を保っていましたが、あのコメントでそれ以上を目指さなくてはいけないと感じました。」そしてチャンピオンズリーグのグループリーグを勝ち抜けることを「クラブとファンに対する、プロとしての義務です。」と表現しました。メアッツァでの無観客試合は次で終わります。「多くのファンで埋まったチャンピオンズリーグ・ナイトを望みましょう。チャンピオンズリーグでも選手権でも、それぞれの試合に集中することが大切です。」

マンチーニ「明日の試合の目標は、グループリーグを勝ち抜けること」

召集メンバー21人
1  フランチェスコ・トルド
12  ジュリオ・セーザル・ソアレス
2  イヴァン・コルドバ
3  ニコラス・ブルディッソ
4  ハヴィエル・サネッティ
11  シニサ・ミハイロヴィッチ
16  ジュゼッペ・ファヴァッリ
23  マルコ・マテラッツィ
25  ワルテル・サムエル
33  ピエール・ウォメ
5  デヤン・スタンコヴィッチ
6  クリスティアーノ・ザネッティ
7  ルイス・フィーゴ
8  ダヴィド・ピサーロ
14  ファン・セバスティアン・ヴェロン
19  エステバン・カンビアッソ
21  サンティアゴ・ソラーリ
9  フリオ・クルス
10  アドリアーノ
20  アルヴァロ・レコバ
30  オバフェミ・マルティンス
UEFA記者会見でのロベルト・マンチーニ監督に対する質問は、明日で終わる無観客試合についてから始まりました。「ラッキーな事に、無観客も明日の試合でやっと最後になります。無観客でのプレーはまったく別のものですからね。空っぽのスタジアムにはもう何の未練もありませんよ。」続いてマンチーニはパルマ戦からの変更点を述べます。「カンビアッソが戻る事は確かですが、それほど多くの変更はないと断言します。日曜日にプレーした選手に休息を与えるため、ディフェンダーを数名代えるかもしれませんけどね。ハヴィエルとデヤンも復帰しました。」

サネッティとスタンコヴィッチの復帰は、インテルがサイドバックとサイドハーフを取り戻した事を意味します。「ハヴィエルは準備もできていますし、彼にはプレーする必要があります。メッシーナ戦を含めるとウチは1週間で3試合を消化する事になりますが、タフなハヴィエルなら全ての試合に出場できるでしょう。デヤンも健康ですよ。パルマ戦では少し疲れたようですが、復帰後初の試合ですから当たり前でしょう。デヤンに関しては、明日の試合でのスタメン起用は考えていません。ヴェロンも元気です。レコバも回復しています。ソラーリが期待外れ?彼は常にベストを尽くしていますよ。フィジカルに問題を抱えていましたが、今は体調も整っています。」

インテルがチャンピオンズリーグのベスト16に進出するためには、あと勝ち点1のみが必要な状況です。明日の試合でのマンチーニ監督の目標は、アドリアーノのゴールだったりするのでしょうか?「パルマ戦での彼は不運でもありました。開始すぐにビッグチャンスを手にしましたが、相手キーパーに阻まれています。終了間際にもチャンスはあったんですけどね。しかし調子自体は確実に上がっていますよ。あとはゴールだけです。それで全てがいい方向へと傾くと思います。ただ、明日の試合の目標は、グループリーグを勝ち抜けることです。」

マンチーニ監督は明日の試合を冷静に予想します。「ローマ戦でのインテルは順調ではありませんでした。サンプドリア戦とラツィオ戦でも、順調だったのは後半だけです。今の私たちは調子を欠いていると言えますが、これはどのチームにも起こることです。そしてこのようなときに一番重要なのが、試合に勝利する事なんです。間違ったアプローチで試合に臨んだことがある?それはありません。ウチが前半から好調だった試合もありますよ。対戦相手の調子も影響しています。」そしてユヴェントスとの勝ち点差にも触れました。「私たちは今よりも数ポイント多く獲得していたかもしれません。ユヴェントスにも負けています。サンプドリア戦とラツィオ戦は勝たなくてはいけない試合でした。パルマに対する勝利で士気が上がった?次の試合には影響するでしょう。しかしそれが続かなくては意味がありません。これからさらに多くの勝ち点につなげようとしなければ。」

現在アドリアーノに関して、あまりにも多くのことが取り沙汰されています。その原因の多くが得点から遠ざかっている事です。そしてゴールから離れているのは、マルティンスも同じです。このことをマンチーニ監督はどのように思っているのでしょうか?「ストライカーが得点から遠ざかれば心配ですよ。彼らの仕事はやはり得点を決めることですから。アドリアーノとマルティンスはその点で問題を抱えていますね。コンスタントに得点を重ねているのはクルスだけです。これからマルティンス、アドリアーノ、レコバが得点を重ね始めることは重要です。それは彼らだけでなく、チームにとっても非常に重要なのです。」
11月22日(火)
フィーゴ「ミスを減らせば、それだけ勝利の可能性が高くなる」

−インテルでの初ゴールに満足していますか?
「得点を狙い続けていた事は確かだけど、私にとってはそれが一番重要なことではないよ。もちろん誰だってゴールは好きだし、私も待ちわびていたけどね。良いチャンスに恵まれてラッキーだった。私にとってもそうだけど、あのような試合ではチームにとっても貴重なゴールだった。」

−インテルでの最初の数ヶ月をどのように感じていますか?
「満足しているよ。チームにはすぐに順応できた。常にベストを尽くしたいね。昨日の試合ではゴールは決めたけど、ピッチでのすべてのプレーに満足しているわけじゃないんだ。私は確実にあれ以上の仕事ができると思っている。」

−ということは、インテリスタはまだ一度もリアル・フィーゴを見ていないと?
「私もチームメイトと共に向上しなければいけない。今までの結果に満足していない以上、さらに順調でなくてはなくちゃね。私がベストを尽くそうと努力を続けていれば、きっと皆さんもリアル・フィーゴを見ることができるよ。」

−あなたがフォームを取り戻せないのには何が影響しているのでしょう?
「最近は一生懸命にトレーニングをしているが、おそらく少し連続性を欠いているのだろう。私は好不調の波を出さず、できるだけ同じパフォーマンスをキープしようと努力している。その事は自分自身で強く望んでいることさ。」

−昨夜のマンチーニ監督はあなたをストライカーの近くでプレーさせましたが、そのことであなたのパフォーマンスも向上しています。あなた自身が希望するポジションはどの位置なんでしょうか?
「私は常に監督の指示通りのポジションでプレーする。もちろん右サイドが得意だが、今日のフットボールでは選手がポジションを選ぶ事はできない。監督の必要性に応えることが必要とされるんだ。チームの利益を考えても勝手はできない。」

−インテルで努力に欠ける選手に対するあなたの意見は?
「この質問に答えるのは私ではないだろう。私はプレーに集中するべきだから。このような話は監督の仕事さ。私たちが完全なチームを目指し、1位を望むのならば向上は必要なこと。それは本当だ。そしてミスを少なくする事。私たちが失った試合を観ても、相手の長所よりも自分たちのミスの方が問題だった。ミスを減らせば、それだけ勝利の可能性が増すんだよ。」

−インテルは前半よりも後半のほうが上手くプレーしているように見えますが?
「それは分からないね。説明するのは難しいよ。相手が良いスタートを切るのは、その相手の長所かもしれない。昨日の試合ではパルマが良い布陣を敷いた影響で、前半にいくつかの問題が生じたんだ。」

−あなたは利己的でない選手です。インテルのストライカーは個人技に頼りすぎると思いませんか?
「別にそれが問題であるとは思わない。ゴールキーパーと一対一になった時に、ボールが届かなければ失望します。しかしストライカーの一番の仕事は得点を決めること。個人技でトライしても、否定的なことではないと思うね。」

−昨日のゴールの後は派手なお祝いがありましたが、特定の選手との問題は無いのですか?
「それは無いと断言するよ。あの時は0-0で、絶対に勝たなくてはいけないから特に結束していた。チームメイトたちも私のゴールを待ちわびていたしね。」

−インテルのためには、ヴェロンとピサーロを併用した方が良いのでしょうか?それとも併用しない方が良い?
「その事については一度も考えたことが無い。彼らは共にプレーする事もできる。他の選手と組んでもね。個人的には、彼らの併用は可能だと思っている。」

−インテルでこのようなプレッシャーを受ける事を予想していましたか?
「プレッシャーは全てのチームにおいてあるよ。長い間勝っていないチームなら尚更さ。ファンたちはいつも素晴らしい瞬間を待ち続けている。しかし私たち選手は、プレッシャーに対して慣れていくんだ。もしプレッシャーがなければ、インテル、ミラン、ユヴェントスのような偉大なチームではプレーできないだろう。」

−インテルにはリーダーが不足していると思いませんか?
「私たち個人個人がパーソナリティを持ち、その各人がリーダーなんだ。ここにいる選手はみんな代表を経験している。インテルの選手ひとりひとりに、チームを助けるパーソナリティが備わっていると思う。」

−あなたは自分がリーダーだとは思いませんか?
「私は自分のパーソナリティを持っている。私がリーダーであるかないか、それは私の口から話すことではないよ。私は人生をフットボールに捧げている最中だ。そしてそのことに満足している。」

−土曜日のユヴェントスを見て、まだ首位に追いつけると思いますか?
「選手権の終わりまでは多くの試合が残っているから、私たちは必ず追いつけると信じているよ。命がある限り、望みはある。インテルとミランは調子を崩しているが、同じ事はユヴェントスにも必ず起こる。シーズン中ずっと同じレベルをキープする事は不可能なのだから。ユヴェントスがその時を迎えたとき、私たちは好調を維持してなくてはいけない。」

−レアル・マドリーとバルセロナの試合は観ましたか?
「ああ観たよ。ダービーは本命が無い試合だけど、バルセロナは非常に素晴らしいプレーで勝利に値したと思う。」

−ロナウジーニョはバロンドールの大本命です。
「彼はレアルに対して完璧なプレーをしてたし、バルセロナと共にファンタスティックな年月を過ごしている。バロンドールを獲得もおかしくないだろう。」

−インテルが重要なものを獲得する為には、何が必要なのでしょうか?
「シーズンを通して安定していなくてはいけない。安定したチームが勝利するのが普通なんだ。それを目指すのが重要だと思うよ。もちろん話す事は簡単さ。私たちは自分たちがしていることを信じる必要がある。」

(Inter.itに掲載された記事をそのまま和訳)

11月21日(月)
フィーゴの初ゴール+クチュのオマケ付きでパルマを破る

インテル 2-0 パルマ
フィーゴ 68'
カンビアッソ 81'
- -
ジュリオ・セーザル
サネッティ
コルドバ
マテラッツィ
ファヴァッリ
ピサーロ
(59' スタンコヴィッチ)
ザネッティ
ヴェロン
フィーゴ
(80' カンビアッソ)
クルス
(53' マルティンス)
アドリアーノ
- ブッチ
(ルパテッリ 83')
カマラ
カルドーネ
コンティーニ
パスクアレ
グレッラ
シンプリシオ
マルキオンニ
モルフェオ
チガリーニ
(サーヴィ 34')
(デディッチ 74')
コッラーディ
ジュゼッペ・メアッツァで行われたセリエA第12節パルマ戦。サネッティが第1節のトレヴィーソ戦以来となる出場を飾っています。負傷明けのカピターノは、すでにアルゼンチン代表でプレーしていましたが、ドリブルの切れは完全に戻っているようです。前半には右サイドから切り込んでクロスボールを上げるシーンが多く見られました。彼がボールを持つたびにスタンドから上がる歓声には、何か熱くなるものがありました。

後半、インテリスタとルイス・フィーゴ自身が待ち望んでいた移籍初ゴールが生まれます。68分、ヴェロンのスルーパスに飛び出したフィーゴは、右足のアウトサイドでのテクニカルなシュートを披露。スタジアムが歓喜に包まれた瞬間でした。79分にフィーゴはカンビアッソと交代しますが、そのカンビアッソが1分後に追加点を奪います。ブッチがアドリアーノと接触したことを訴えますが、ファウルは認められていません。試合はそのまま終わり、インテルは久しぶりの勝ち点3を獲得しました。

エステバン・カンビアッソ 「固い守りに徹したチーム相手の試合は難しいものですが、守備を続ける集中力を保つこともまた難しいのです。ですからこのような相手にはとにかく攻め続けなくてはいけません。前半はいくつかの得点チャンスがありましたが、結局先制点は奪えず終いでした。僕がスタメンではなかった理由?それを決めるのは監督の仕事です。ベンチに控えている選手は、監督からの命令に対する準備を整えておけばいいんです。インター・ナショナル・ブレイクの後の試合は、いつも難しいんですよ。だから今日勝てたことは重要です。僕たち、ファンにとっても、この3ポイントは基本的なものです。」

ルイス・フィーゴ 「得点の機会は作れたとはいえ、前半の私たちはそれほど上手くプレーできなかった。守備を固めているチーム相手の試合は難しい。しかし後半は両サイドを活用し、良くやったと思う。勝つために必要なゴールも奪うことができた。このような試合では貴重な得点だった。本当に嬉しいよ。私もファンも、この得点を待ちわびていた。アドリアーノは何と言っていたか?何も特別な事ではないよ。ただ彼の祝福は、ゴールを待ち続けていた私にそれを思い出させてくれたんだ。」

ロベルト・マンチーニ 「前半の私たちにはスピードが欠けていました。あまり多くのことをせず、ミスも目立っていたと思います。おそらくここ3試合に勝利が無かったため、少し気後れしたのでしょう。このような試合で早い時間帯に得点を奪えなければ、すべてが難しくなってしまうのです。しかししばらく勝利から遠ざかっていたチームにとって貴重な勝ち点3ですよ。後半は良くなりましたが、システムを変えたことだけが理由ではありません。後半に良くなることは、最近は毎度のことなんです。マルティンス?どのようなディフェンダーを相手にしても、問題を生じさせる事のできるストライカーですが、もっと上手く動くことを学ばなくてはいけません。この試合でのアドリアーノは非常に上手く動いていました。」

クリスティアーノ・ザネッティ 「前半は少し混乱したけど、時間が経つに連れて良くなっていったと思うよ。重要なこととは勝つことであり、オレたちは勝ったんです。フィーゴさんが力を発揮した時、試合の流れは変化しました。オレたちに特に大きな問題はなかったんです。チームの全員が先制点に飢えていた中、彼は素晴らしいゴールを決めてくれました。オレはフィーゴさんの初ゴールを嬉しく思います。自分の出来にも満足していますよ。コンディションをキープするためにも、定期的なプレーを希望していますね。2週間リーグ戦が中断された事は、フィジカルの向上という点で非常に役に立ちました。」
11月19日(土)
レコバがウルグアイの敗退をコメント

シドニーからミラノへ、マレーシアとオーストリアを経由した24時間の世界一周旅行は、アルヴァロ・レコバの語る「僕と全てのウルグアイ人にとって非常に深い悲しみ」を癒すには十分ではありませんでした。それの悲しみを忘れるのにはもっと多くの時間が必要でしょうが、チーノはInter.itにコメントしています。「僕たちはあまりにも多くのミスを犯してしまったんだ。もちろん最善を尽くしたけど、ワールドカップの出場権を得たのはオーストラリアだ。モンテヴィデオでの第1戦で完全に決着をつけていたら・・・オーストラリアでもっと冷静にプレーしていたら・・・後からいろいろ考えてしまうけど、結局それは無駄な事だよね。ウルグアイは一日も早く、この悲しみを乗り越えたいと思っている。簡単な事ではないと知っているけど。」今朝ミラノのマルペンサ空港に到着したレコバは、すぐにアンジェロ・モラッティ・スポーツセンターに向かい、軽いトレーニングを消化しています。

マンチーニ「私たちは自分たちの力を信じなくてはいけない」

召集メンバー19人
1  フランチェスコ・トルド
12  ジュリオ・セーザル・ソアレス
2  イヴァン・コルドバ
3  ニコラス・ブルディッソ
4  ハヴィエル・サネッティ
16  ジュゼッペ・ファヴァッリ
23  マルコ・マテラッツィ
25  ワルテル・サムエル
33  ピエール・ウォメ
5  デヤン・スタンコヴィッチ
6  クリスティアーノ・ザネッティ
7  ルイス・フィーゴ
8  ダヴィド・ピサーロ
14  ファン・セバスティアン・ヴェロン
19  エステバン・カンビアッソ
21  サンティアゴ・ソラーリ
9  フリオ・クルス
10  アドリアーノ
30  オバフェミ・マルティンス
ワールドカップ予選も終わり、今週末からセリエAも再開されます。第12のインテルの対戦相手はパルマ。本拠地メアッツァでクロチャーティ(十字架を背負う者=パルマの愛称)を迎撃し、クリスマス休暇前までの戦いに勢いを付けたいところです。今節に招集された選手は19人です。アルヴァロ・レコバの名前が無いことに気が付いた方もいるでしょう。マンチーニ監督は説明します。「代表での辛い出来事を考慮したわけではありません。ただウルグアイ、オーストラリア、イタリアへと長距離を移動しているし、これからの出場機会を考えて明日は休ませる事にしました。」

選手権が中断していた間、マンチーニ監督はどのような仕事を行っていたのでしょうか?「今後数ヶ月間を見据えたトレーニングを行いました。アッピアーノに滞在していた選手たちは、非常に頑張りましたよ。」またこの間、マッシモ・モラッティ・オーナーとジャチント・ファッケッティ会長から、マンチーニ監督を支持するコメントが寄せられています。「最近の3試合で首位との勝ち点差を広げてしまいましたが、2人のコメントが私たちを落ち着かせてくれました。私個人だけでなく、チームにとって重要なコメントだったと思います。」

インテルは11月から巻き返しを図らなくてはいけない。これは周知の事実です。「先ほどもいったように、私たちは最後の3試合で失敗しています。まずローマ戦を落とし、続くサンプドリア戦とラツィオ戦には勝ちきれませんでした。復活とか巻き返しとか、現時点でそんな事を話しても意味がありません。来るべき試合に勝つ・・・それだけです。選手権は長く、まだ多くの試合が残されています。他のチームの事を考えてもいけないでしょう。全ては自分たち次第なのですから。」

この2週間のインターナショナル・ブレイクで、マンチーニ監督はインテルに何かの違いを見つけることができたのでしょうか?「アッピアーノに残った選手たちは、一生懸命トレーニングに励んでいます。ええ、全員がとてもよく頑張っていましたよ。そしてこのブレイクは、デヤン・スタンコヴィッチとハヴィエル・サネッティの復帰を助けました。ファン・セバスティアン・ヴェロンの出場停止処分も明けています。彼らは皆インテルにとって重要な選手たちです。ハヴィエルについてはその回復を確認するため、私はジュネーブへイングランドとアルゼンチンの親善試合を観に行きました。あまりタイトなプレーをしていませんでしたが、あれは正解だったと思いますね。彼にとっては負傷明け初めての試合でしたから。あれから10日間が経ちましたけど、明日はスタメンから起用できるとみています。あとはプレーする事で、コンディションを取り戻してくれますよ。」

アドリアーノにはインテルのリーダーとなりうるクオリティが備わっているか?という質問がありました。これに対するマンチーニ監督の答えは次の通りです。「アドリアーノはまだ少年です。リーダーになるためには、まだもう少し経験が必要でしょうね。まぁスランプを通過中の彼にとっては、一刻も早くフォームを取り戻すことの方が重要です。再びゴールを量産しだし、以前のような偉大な選手に戻って欲しいと思っています。」
現在のインテルは首位から勝ち点10差を付けられています。管理人はまだまだ諦めていませんが、少し諦めかけている選手はいるのでしょうか?「それは思いません。何かを考えるとすれば、それはこの勝ち点10差を縮める方法です。最後の3試合を思い返すこともやって欲しくないですね。あの3試合が勝ち点差を増幅させる事になりましたが、フォームなどを考慮しても、同じ事は二度と起こらないと断言します。」

先日のSky Sportsのインタヴューにおいて、エムレ・ベロゾグルは「マンチーニは若すぎます。このままの状態が続けばあと2〜3ヶ月で解雇されるでしょう。」とマンチョを批判しました。これについてマンチーニ監督は反応します。「まず私が知りたいことがあります。ワールドカップ予選のプレーオフであるスイス対トルコという大一番を控えてのインタヴューで、なぜエムレはその試合とは関係無い私のことをコメントしているんでしょうか?私は例えインテルを去った選手でも、ここにいた時はベストを尽くしていたと信じています。以前に所属していたチームを批判することは簡単ですよ。しかしネラッズーリのような偉大なクラブのシャツを着るチャンスがどれだけあるのか、その事は考えて欲しいと思います。エムレに関して私が言えるのは、良い選手であり、良い若者であるということだけです。インテルのためにプレーした選手には責任があるはずです。多くの人々がマッシモ・モラッティさんは良い人だといいますが、その彼にチャンスを貰ったならば、最大限の努力で全ての人々を幸せにするプレーをしなくては。」
11月18日(金)
グランデ・インテルの2人がカナダを訪問

ちょうど1年前、タルチシオ・ブルニッチとマリオ・コルソはインテルクラブ・トロントの設立イベントでテープにハサミを入れました。そして今年もグランデ・インテルからの2人がカナダを訪問しています。今回の元ネラッズーリはジャンフランコ・ベディンとアンジェロ・ドメンギーニでした。2人は先週、モントリオールとトロントのインテルクラブを訪問しています。インテルクラブ・モントリオールでは、ジャンフランコ・ペッニーノ会長とフランコ・イアコネッティ副会長のほか、イタリア系カナダ人から集まった300人以上のゲストが温かく迎えました。エレニオ・エラーラ監督とアンジェロ・モラッティ会長の時代、この2人の選手のプレーに胸をときめかせたファンのリクエストに応え、ベディンとドメンギーニは記念写真やサインを行いました。

インテルクラブ・トロントの活動は順調にみえます。昨年は会員数を130人から250人に伸ばし、今年中には400人に届く勢いです。またインテルクラブ・トロントでのイベントの収益は、カラペッリ神父が設立した恵まれない子供たちへの慈善団体と、小児病院へそれぞれ寄付されています。インテルクラブ・モラッティ(ニューヨークに本部を置くインテルクラブ)のステファノ・トゥリッカノ会長は、今回カナダで行われた2つのインテルクラブのイベント両方に参加しました。インテルクラブ・オタワは1990年に活動を休止しましたが、大西洋でのメンバーは今後も数を増していくことになるでしょう。ちなみに北アフリカで最も支持されているクラブはインテルです。

ピサーロがSkyのインタヴューにコメント

インターナショナル・ブレイクの後、インテルはパルマをジュゼッペ・メアッツァに迎えて、選手権を再開させる事になります。ダヴィド・ピサーロはSkyのインタヴューを受けてました。「僕たちはこの2週間、一生懸命トレーニングを頑張りました。これからクリスマス休暇前まで、首位との差を少しでも縮めたいと思っています。」チリ人ミッドフィルダーはこのようにコメントしました。「僕たちはここまでの試合で、常に5〜6回の得点チャンスを作っています。これは重要な事だと思いますね。チームが上手くプレーしている証拠です。もちろん得点を決めなければ意味がありませんが、今は落ち着くことが大切だと思います。チームはピッチで全てを出さなくてはいけません。そうすれば、僕たちは重要な目標に到達することができるでしょう。」

「モラッティさんがFCインテルナツィオナーレの株主総会で、チームのモチベーションを上げた?本当にチームの事を心配している人ですよね。彼は"ネラッズーリと共に重要なタイトルを獲得するまでは諦めない"と言いました。その言葉には、やはりグッと来ましたよ。モチベーションも上がったし、今までの望ましくない結果の埋め合わせをしたいと感じました。」次にピサーロは現在のコンディションについて語りました。「連続した3試合をプレーすると、コンディションが上がるのが分かります。定期的にプレーすれば、監督の指示通りに動く事も容易になるんです。」

ピサーロは、ワールドカップ出場を逃したアルヴァロ・レコバに対して、同じインテルのチームメイトとしての激励の言葉を送りました。レコバの所属するウルグアイは、ペナルティ・キックによる争いでオーストラリアとのプレーオフを落とし、ドイツへの夢を絶たれています。(ちなみにチリ代表は南米予選で消えました。)「友人であるチーノのことは残念です。あのような重要なプレーオフを戦った結果、ワールドカップ出場権を失う。これは普通に出場権を逃すよりも辛い事でしょう。ウルグアイが様々な大陸間で割り当てられた出場権を得ることができたら、同じ南米人としても本当に喜ばしい事でした。」
11月17日(木)
マルティンスが人種差別問題に関して訴える

Corriere della Sera紙のリクエストで、オバフェミ・マルティンスは人種差別問題に関する手記を書いています。その手記は今朝の同紙社会面に掲載されました。イタリアでも人種差別は大きな問題で、CONI(イタリア・オリンピック委員会)に登録されている78万人の子供たちのうち、6万7000人が移民か異人種間の夫婦の子供であるとのデータも記載されています。

オバフェミ・マルティンスの手記 「僕たちは白人の兄弟と一緒にいる黒人の兄弟です。僕たちは世界の兄弟なのです。異なった町で生活し、異なった音楽を聴いていても、同じボールに夢を見ていました。僕たちは人生の兄弟です。ピッチでも兄弟であるに違いはありません。――僕たちがそれを忘れた時、その存在について脅えた時、また事実に腹を立てなくなった時、人種差別は戻ってくるのです。それはピッチで起こるかもしれないし、通りを歩いている時かもしれません。ジェスチャーで表現されたり、静かな言葉で表現されるかもしれないのです。――僕はインテルナツィオナーレ(Internazionale=国際的)という名前のチームに所属しています。このクラブは歴史においても、そして名前においても、人種差別に反対しているチームです。僕はその事をとても誇りに思っているのです。――僕は黒人の兄弟をとても大切に思っているし、白人の兄弟にも同じことを感じていると言います。皮膚の色が違っても、チームのために協力してプレーする。皆さんにもその事をお願いしたいと思います。それは僕たちが本当に人種差別という単語を忘れてしまうための、未来に向かった名誉とステップだと信じていますから。――僕たちは皆が等しい。皆同じ神の子なのです。」

ヴェロンのアルゼンチン帰国とトルドへのオファー

ファン・セバスティアン・ヴェロンについては、シーズン終了後のアルゼンチン帰国が濃厚視されています。そして昨日のSkysports.comのインタヴューで、その理由は家族である事を明らかにしています。「フットボールは問題じゃないんだ。それは家族、そして人生の問題なのさ。あと10年もすれば、こんな考えが当たり前の世の中になると思うよ。オレは友情、家族の愛を取り戻したい。間違った選択じゃないと思う。アルゼンチンに戻る?そのつもりだが、それが1月と言った覚えは無いね。ただ、家族のことが心配なんだ。もう何年もオレに付いて来てくれているからな。インテルだけでなく、全てが恋しいよ。イタリアもね。オレに仕事と金を与え、オトコにしてくれた国だから。」

続いてもうひとり、フランチェスコ・トルドの話題です。ジュリオ・セーザルがファースト・チョイスになってから、まったく出場機会が無くなったトルドですが、イタリアではベンフィカがインテルにオファーを出しているというウワサが囁かれています。 トルドのインテルとの契約は来年6月までであり、その契約が更新される可能性は低いと思われます。ベンフィカは以前からリヴァプールのポーランド人ゴールキーパー、イェルジ・ドゥデクをリンクしていました。もしベンフィカがトルド獲得に乗り出すのなら、パレルモとの競争に発展する事になります。
11月15日(火)
ブランカ・ディレクターがテレビ番組でコメント

ブラジル代表に招集されていたアドリアーノとジュリオ・セーザルは、13日の日曜日にイタリアへ戻ってきました。インテルのテクニカル・ディレクターであるマルコ・ブランカが、7 Gold(地方のTV局)の番組"Diretta Stadio"に出演しています。「我々はワールドカップの年のスケジュールについて、ブラジル代表の監督とミーティングをセッティングしました。インテルは今まで何の不満も漏らしたことはありません。アドリアーノは過去数ヶ月の間、最も代表に招集された選手であります。ミーティングはインテルとブラジル代表、双方の利益の為に必要なものだったです。ファックスのやり取りだけでは冷たすぎます。お互いに敬意を払う以上、実際に接触してお話しすることが一番でしょう。パレイラさんは好意的で非常に真面目な方でした。フットボールに関する話題や、ジュリオ・セーザルについてのことも話し合いましたよ。生産的なミーティングだったと思います。」

「私がパレイラさんとお会いする前も、アドリアーノは落ち着いていました。インテルとブラジル代表が共に譲り合った事で、アドリアーノが満足している事は明らかです。ただ落ち着いているとはいえ、最近はゴールから遠ざかっているせいで少しイライラしているはずです。彼は常にチームの為に働きたいと願っていますからね。移籍関連の話題?まだ11月ですよ。我々は今のチームに満足しています。あとクリスマス休暇後、1月に選手権が再開されるまでの期間ですが、その数日間でキャンプを行う事を考えています。どこか暖かい気候でリラックスしてトレーニングをできる場所が無いか、現在我々は調査を続けている段階です。」

ミハイロヴィッチ「アドリアーノはオレたちを助ける存在になる」

シニサ・ミハイロヴィッチは"Uno's sports"のインタヴューを受けています。シニサはまず最初に、過去15年間のヨーロッパ・フットボールで、最もアベレージの高いフリーキッカーである事を賞賛されました。「非常に満足しているけど、こんな統計は必要無いんじゃねぇか?この15年間にも多くの偉大な選手がいた。オレがイタリアに来たときのことを思い出すぜ。何人かの人間はオレの実力に疑いを持っていたけどな。」イタリアでも多くの偉大な"足"を持った選手たちが名前を連ねていました。マラドーナ、ジーコ、プラティニなど・・・。「みんなフリーキックの得点はオレよりも少ないんだよな。オレは1度だけ1試合で3つのフリーキックを決めたこともある。まさにオレの専門職だよ。それを誇りに思っている。」

ミハイロヴィッチはラツィオ在籍時に、ユヴェントスを逆転してのスクデットを獲得しています。同じことをこのインテルで成し遂げる事は可能なのでしょうか?「オレは復活を信じるぜ。ラツィオでは最終節まで戦うことの重要性を学んだ。まだ多くの試合が残されているし、インテルは首位を目指さなくてはいけないチームだ。」トリノでのユヴェントス戦に負けた後、インテルは進歩したという意見もあります。「試合後はスゲェ批判されたけどな。もちろんオレたちはインテルだし、あらゆる試合で勝利が求められることは理解している。そして勝てば勝つほど、それは自分たちの勝利を助ける事も。今シーズンのオレたちは順調なスタートを切った。勝ち点だけ見れば昨シーズンの同時期よりも上だ。ただ、負けの数は多いけどな。それでもオレたちは毎日続けていることを信じなくちゃいけねぇ。」

ミハイロヴィッチは将来についても質問されました。「体が動くうちはプレーを続けたい。だけど20年間も現役やってると、怪我しやすくなっちまうのは否めねぇ。そして回復も長引くんだ、これが。だけど問題はそれくらいだぜ。今シーズンがフットボール選手として最後のシーズンになるかどうかは分からない。今もラツィオ戦で痛めた筋肉の治療を続けているけど、10日後には完治していると思う。楽しんでプレーできるうちは引退しないよ。」しかしいずれは監督の道に進む事になるでしょう。ミハイロヴィッチはベオグラードでコーチ・ライセンスを取得しています。「プロジェクトは一歩一歩やって行くのさ。選手のしてのキャリアだって、そのステップのひとつだ。監督としてのキャリアを始める前には、助監督をやって経験を積みたいと思っている。セルビアでは代表監督にって話もあったが、オレは事をうまく進める事を好む。まだ準備ができているとは思えないんだ。」

最後にシニサはチームメイトのアドリアーノのことを語りました。アドリアーノについてはいろいろなことが言われています。「ヤツは22歳の青年だぜ?オレたちはこのことを忘れちゃいけねぇ。オレもヤツぐらいの時には、いろんなことを新聞記事に書かれて悩んだなぁ。アドリアーノはインテルでも最も重要な選手だし、クラブ、監督、そしてチームが大きな信頼を寄せている。ヤツ自身はこれから男として成長する必要がある。もちろんオレたちもアドリアーノをサポートしなくちゃいけねぇよ。ヤツは偉大な青年だ。きっとこの状況を乗り越えるだろう。どんな選手だって難しい瞬間を通過するもんさ。オレにもあったようにな。アドリアーノは強さと反応する自信を備えなければいけねぇ。ああ、ヤツにはその才能があるよ。ヤツは絶対に選手権やチャンピオンズリーグで、オレたちを助ける存在になるんだ。オレたちが勝つことをな。」

アドリアーノ「本当のアドリアーノの姿を見せたい」

世界最高峰のストライカーと評されるアドリアーノですが、今シーズンここまではコンディションとゴールを取り戻す事に苦しんでいます。それでもアドリアーノはDSのインタヴューに対し、状態がベストに向かっているとコメントしました。「僕は全てに関して落ち着いています。全てのフットボール選手が経験するスランプに直面しているだけです。すぐに100%の調子を取り戻し、みんなが望んでいる本当のアドリアーノの姿を見せたいと思っています。よくインテルではイマイチなのに、代表では良いプレーができるとか言われますが、それを単純に比較することはできないでしょう。ブラジル代表は全てのポジションにおいて、国際的に高いレベルの選手を備えています。多くの人が待ちわびているように、僕だってインテルの為に最高の仕事をやりたいと思っているんです。」
11月12日(土)
アドリアーノ「インテルへの情熱は失われていません」

長く続くスランプやブラジル代表への召集が問題に上がるアドリアーノですが、インテルに対する情熱は保証しています。Gazetta dello Sport紙にアドリアーノのコメントが掲載されています。「僕はこのクラブに対して、一片の情熱も失ってはいません。僕の仕事はゴールを決めることです。そしてそれを量産できるコンディションを取り戻すために、今は懸命に努力したいと思っています。僕にとってネラッズーリがどれほど重要なものであるか、周りの人には想像できないでしょうね。」チェルシーやレアル・マドリーなど、アドリアーノを取り巻くゴシップは、そのほとんどが移籍関連などのクラブ間の問題を取り上げたものです。インテルとセレソンの代表召集に関する問題も、そのひとつと言えるでしょう。「体は大きくても僕は感情的な人間です。これらのウワサ話は僕を苦しめます。インテルとブラジル代表の問題だって、僕個人には何の決定権も無いというのに。」

ロベルト・マンチーニ監督は、アドリアーノがすでにワールドカップ出場権を得ているブラジル代表に招集されることについて、遺憾の意を表明しています。しかしアドリアーノはこうコメントします。「これからのブラジル代表は3月に試合があるだけなので、今回のような問題はもう起こらないと思います。僕は月曜日にはミラノに戻る予定です。もちろんブラジル代表でのプレーは楽しいですよ。チームバスの中では、サンバ・ミュージックを大音量で流して踊るんです。世界中のどのチームにも無い雰囲気ですよ。それでもインテルはまた特別だと思っています。」最近のアドリアーノは移籍関連のニュースだけでなく、その私生活についてもメディアの攻撃を受けています。「ピッチの中の僕だけを評価して欲しいと、ファンにお願いしたいです。ディスコやレストランで目撃された事は否定しませんけど、詳しいことは何も知らないはずでしょ。僕は若くて楽しみを求めていますが、プロとしての自覚は備えているつもりです。それでもチームが勝利を逃してしまった時、ガッカリした時は、気分転換も必要だと思うんです。」

それでもマンチーニ監督は支持される

先週の土曜日のラツィオ戦を引き分けたネラッズーリは、現在首位ユヴェントスに勝ち点差10を付けられており、ロベルト・マンチーニ監督のクビも危ういとの見方が広まっています。しかしジャチント・ファッケッティ会長とマッシモ・モラッティ・オーナーは、相変わらずマンチーニ監督を支持する姿勢をコメントしています。「彼の立場が危ない?冗談はよしてくださいよ。絶対にそれ(解任)はありません。私はこのチームが遅かれ早かれ軌道に乗る事を信じています。」モラッティ・オーナーはこのように語りました。ファッケッティ会長も続きます。「サンプドリア戦とラツィオ戦に勝っていれば、今は別の話題で盛り上がっていたでしょうね。しかしチームは常に困難に向かって反応しています。これは失われた勝ち点を回復できる可能性をあらわしていると思いますね。」

イタリア人選手が極端に少ないインテルの場合

現在CONI(イタリア・スポーツ理事会)は、国内のクラブにおける外国人選手の削減案について議論しています。これは外国人選手の加入により、チャンスを失う可能性のあるイタリア人の若手選手を保護する事を目的とする案です。この案が実施されれば、早ければ来シーズンから新システムに移行することになるでしょう。具体的には、試合前日にレフェリーに提出される18人の選手リスト(スタメン11人ベンチ7人)のうち、その50%がイタリア人またはイタリア国籍を持った選手でなければいけないというものです。さらにクラブの所属選手全体でも、50%がイタリア人である必要があります。その案が成立した場合、重大な危機に瀕するのがインテルです。現在クラブに所属しているイタリア人は、トルド、マテラッツィ、ファヴァッリ、オルランドーニ、ザネッティの5人だけなのです。このことは来シーズンの補強、もしかすると今年の冬のメルカートにも影響してくるでしょう。
11月10日(木)
レコバ「ウルグアイ代表がワールドカップ出場権を獲得できると信じている」

アルヴァロ・レコバのウルグアイ代表は、2006年ワールドカップ予選において南米5位に終わりました。この南米5位のチームは、オセアニア地区1位と大陸間プレーオフを行い、その勝利チームにワールドカップ本大会出場権が与えられる事になっています。オセアニア地区1位はオーストラリアです。11月12日と16日に行われるプレーオフ・・・レコバはウルグアイが出場権を勝ち取ることを信じてやみません。「4年前とは全然違う試合になるだろうね。だけどウルグアイはウルグアイだよ。」ここでレコバが言っている4年前とは、2002年ワールドカップのプレーオフの事です。その4年前のプレーオフも、南米5位とオセアニア1位のオーストラリアの試合でした。そしてその時は、ウルグアイが2試合合計3-1で勝利しています。

「まさしく決勝戦って感じさ。僕たちは人生で最後の試合に臨むようにプレーするよ。ウルグアイが本大会への出場権を獲得する事を信じている。何度も言うけど、ウルグアイにはワールドカップで戦うだけの力があるんだ。もちろん簡単にはいかないだろうね。ウルグアイとオーストラリアを比較すれば、ウルグアイの実力の方が上という見方が一般的かもしれない。それでもこの試合に限っては、何のアドバンテージも無いと思っている。ただ、ウルグアイには非常に優秀な選手が揃っているよ。それは事実。ホームで良い結果を出して、オーストラリアでの試合を有利に運べるようにしたいね。」

ヴェロンは来年の夏を待たずに帰国する?

来年夏までの契約となっているファン・セバスティアン・ヴェロンですが、そのヴェロンが契約を満了する前にアルゼンチンに帰国するかもしれないというウワサがあります。ヴェロンは以前からアルゼンチンで現役を終える願望があることを明言していました。しかし水曜日に母国アルゼンチンにおいて、ジャーナリストを前に発したコメントの中には、その時期が予想よりも早くなる可能性を含んだ言い回しがあります。「前から何度も言っているが、オレはいずれヨーロッパを去るつもりだ。このことについては、既に家族とも話しているよ。インテルとの契約は2006年の夏までだけど、オレの意思次第ではもっと早く去るかもしれないな。仮にオレが去ったとしても、何の問題もないだろう。クラブはオレの意思を理解してくれるはずだから。」

プロ意識の高いヴェロンが先日のアドリアーノ遅刻の件を許せなかったのは当たり前でしょう。モラッティさんが馬鹿みたいにアドリアーノを甘やかす姿勢にウンザリしたのかもしれません。
ヴェロンは今シーズンここまで10試合に先発出場しており、マンチーニ監督の絶大な信頼を得ていると言える選手です。しかしローマ戦でのレッドカードの受け方(試合終了間際にトッティを突き飛ばして退場)などが、ネラッズーリとの関係を悪化させたとも囁かれおり、インテルは1月にヴェロンの代わりを獲得するというウワサも出ているようです。

インテルにゼ・ロベルト獲得のウワサ

インテルはバイエルン・ミュンヘン所属のミッドフィルダー、ゼ・ロベルトにオファーを出していると言われています。ゼ・ロベルトについてはシーズン開幕前にも獲得のウワサが囁かれていましたが、インテルが獲得したのはルイス・フィーゴとサンティアゴ・ソラーリでした。しかしデヤン・スタンコヴィッチが負傷した後も、左サイドにはソラーリやウォメよりルイス・フィーゴが多く起用されています。キリ・ゴンサレスはアルゼンチン帰国が濃厚視されている始末です。そこで新たに補強選手として名前が上がったのが、ゼ・ロベルトというわけです。もちろんバイエルンの厳しい台所事情も影響しています。ゼ・ロベルトはクラブから30%の年棒カットを提示されました。それでも今シーズンからバイエルンを率いるフェリックス・マガト監督は、ゼ・ロベルトを重用しており、この移籍が実現する可能性は低そうです。
11月08日(火)
ファッケッティ「パレイラ監督とお話しました」

代表に召集された選手
ウルグアイ代表 アルヴァロ・レコバ
ブラジル代表 ジュリオ・セーザル
- アドリアーノ※
イタリア代表 マルコ・マテラッツィ
アルゼンチン代表  エステバン・カンビアッソ 
- フリオ・クルス
- ワルテル・サムエル
- ハヴィエル・サネッティ
「すでにブラジル・フットボール協会とFIFAに手紙を出しています。またブラジル代表のパレイラ監督とは電話で話しました。」ジャチント・ファッケッティ会長は、アドリアーノが代表チームに召集された事について、クラブの取った行動を説明しています。「私たちもできるだけ協力するつもりです。つまり2試合行われる試合のうち、最初の親善試合については譲りたいと考えています。ですからブラジル代表には、選手権が再開される1週間前にはアドリアーノをイタリアに戻していただきたいのです。アドリアーノの事で問題を起こしたいとは思っていません。もし今回の召集が無ければ、それに越した事はありません。しかし彼のフィットネスを考慮すれば、1試合くらいならブラジルの仲間と共にプレーする事もプラスになると考えたのです。」

「パレイラさんと話しましたよ。現在のアドリアーノが健康面での改善を必要としている事、そして彼を守ることがインテルとブラジル代表の両チームにとって大切である事を説明したのです。 するとパレイラさんは、"その提案を受け入れれば、他のクラブや選手たちに負担がかかる"と言いました。ですから私は重ねて言ったのです。アドリアーノはこれまでも多くの試合に出場しているし、ブラジルだってもうワールドカップ出場は決めているでしょ・・・と。ジュリオ・セーザルなど、問題を抱えていない選手が招集されることは構わないのです。しかしアドリアーノに回復の機会を与える事は、皆の共通した目的でしょう。」

またファッケッティ会長は、インテルのことについてもコメントしています。「2〜3週間前から、インテルは既にスクデット争いから脱落したという話を耳にしています。しかし私はそんな事を信じてはいませんよ。インターナショナル・ウィーク明けには、非常にバランスの取れたチームになり、あらゆる面で向上しているに違いありません。ジェノヴァでのサンプドリア戦と、ローマでのラツィオ戦、共に勝っていれば今は別の話題で盛り上がっていた事でしょう。それでも私たちは、勝利から程遠い試合をしているわけではありません。困難に面しても常に反応するキャラクタを備えているし、勝利への願望も持っています。その事には信頼が置けますよ。私たちはきっと巻き返すことができるという信頼です。」

マンチーニ「まだだ、まだ終わらんよ」

ロベルト・マンチーニ監督は、インテル・チャンネルのプログラム「Bordo Campo」に出演し、ローマで行われたラツィオ戦についての質問を受けました。「インテルのスクデット争いは終わった?確かに私たちは遅れをとっています。勝ち点10の差は大きい。しかしレースはまだ終わっていませんよ。タイトル・ライバル同士の対戦は残されているのです。ですから何も終わったとはいえません。全ては私たち次第です。これから12月まで順調であるならば、きっとレースを再開できるでしょう。」次に土曜日の試合の分析をしています。「前半の私たちはラツィオとは正反対に、まるで良いプレーができませんでした。それでも良く押さえていたと思います。見ていて面白いものではありませんでしたけどね。」

後半のインテルは、中盤をダイヤモンド型の構成に変更する事を選びました。マンチーニ監督はクリスティアーノ・ザネッティを投入し、ルイス・フィーゴをストライカーの後ろに起用しています。「前半の攻撃ではウイングに問題がありましたので、ピッチ全体をカバーする意味でもそのようなシフトに変更したのです。そしてチームは前半よりも上手くプレーしました。私たちには信じられないくらいのチャンスがありました。ジェノヴァでの試合を思い出させるくらいに。後半だけを見れば、0-0でのドローは残念としか言いようがありません。マルティンス、フィーゴ、レコバが多くのチャンスを作ったのです。もう少し遠くのレンジからのシュートも試みるべきでした。しかしこのような試合もあると受け入れなければいけません。」

昨シーズンもそうであったように、今シーズンのインテルも最後まで試合を諦めません。「私たちは前半に何もできませんでした。チームはいつも結果を出そうとピッチに出ています。後半だけ良いプレーをしようとは考えていませんよ。序盤は火曜日のポルト戦での疲れが影響したと思います。それでも勝利を目指して頑張りました。今は得点から遠ざかっている状況が続いています。その瞬間を早く通り過ぎる事を望んでいます。インターナショナル・ブレイク前を勝利で終えることが大切だったんですけどね。しかしこのブレイクが明ける頃には、数人のケガ人がチームに復帰する事になるでしょう。」

マンチーニ監督は、選手権での2試合をベンチの外から見守りました。「難しかったですね。ラツィオ戦では負傷の為に2つの選手交代を行いました。ミハイロヴィッチとゼ・マリアです。3つの交代枠すべてを戦術面での変更の為に使えたとしたら、十分な解決策を講じられたかもしれません。この意味でも少しツキが無かったと思います。しかしこれも起りうる問題ですから、あれこれ考える事は役に立ちませんね。」パルマ戦の後にはミラン戦を迎えます。インテルにとっては勝利が義務付けられる試合と言えるかもしれません。「他に手段はありません。私たち次第なのですから。他のチームの事を考えながら、シーズンを送るわけにも行かないでしょう。差を縮めるのは私たちの努力なのです。勝たなくてはいけません。クリスマス休暇前に追いつく可能性もありますが、今は目の前の試合ひとつひとつに集中したいと思っています。」
11月06日(日)
雨のオリンピコに足止めされたネラッズーリ

ラツィオ 0-0 インテル
- - -
ペルッツィ
(46' バッロッタ)
オッド
シヴィッリャ
クリバリ
ザウリ
ベラミ
フィルマーニ
(45' バローニオ
ダボ
セーザル
パンデフ
(75' S・インザーギ
ロッキ
- ジュリオ・セーザル
コルドバ
マテラッツィ
ミハイロヴィッチ
(サムエル 37')
ファヴァッリ
ゼ・マリア
(ザネッティ 46')
カンビアッソ
ピサーロ
フィーゴ
アドリアーノ
(レコバ 75')
マルティンス
ネラッズーリはオリンピコでのラツィオ戦に因縁を感じています。それは1996年以来勝利が無い(4分け5敗)という成績のみに起因しているわけではありません。2002年5月5日のセリエA最終節、勝てば優勝が決まっていたインテルは、ラツィオに2-4で敗れてスクデットを逃してしたのです。また元ラツィオのジュゼッペ・ファヴァッリとシニサ・ミハイロヴィッチ、そしてロベルト・マンチーニ監督にとっても、オリンピコへのリターンという意味では特別な試合であることに間違いはありません。

現在のインテルには、ビアンコ・チェレスティを身に着けていたことのある選手がもうひとりいます。ファン・セバスティアン・ヴェロンです。しかしそのヴェロンは現在出場停止処分中で、この第11節まで試合には出場できません。ローマ戦で主審に暴言を吐いたマンチーニ監督も同じくサスペンションを受けています。ちなみにマンチーニ監督はこの試合をスタンドからではなく、チームバスのテレビで観戦する事を選択しました。

この日の首都は激しい雨に覆われています。それは試合中も止むことはありませんでした。何人もの選手が足元を滑らせ、ボールを思うように捌けずに苦労しています。前半12分、ミハイロヴィッチが蹴ったコーナーキックをアドリアーノがヘディングで落とすと、ボールはエリア内でフリーになったカンビアッソへと渡ります。しかしカンビアッソはこれを決めることができません。その1分後には巧みなパス回しからボールをキープしたアドリアーノがシュートを放ちますが、これはクロスバーを越えてしまいました。チャンスがあればピンチあり。15分にはジュリオ・セーザルとロッキが一対一の局面を迎えてしまいます。このピンチを救ったのはファヴァッリの絶妙なカバーリングでした。

何度かピンチを防いでいたインテルでしたが、37分にミハイロヴィッチが太腿の張りを訴えて下がる事になりました。そしてその直後、エリア内でコルドバとパンデフが絡んで倒れます。ラツィオ側はペナルティ・キックを要求しましたが、それがファウルにとられることはありませんでした。しかし後半開始間もなく、今度はラツィオのエリア内でシヴィッリャがハンドを犯しますが、故意でないと判断されたために、これにもペナルティ・キックは与えられませんでした。それからはお互いに激しいプレーが繰り返される事になります。しかし最後まで両チーム共に得点を奪うことができず、試合はスコアレス・ドローで終わりました。

ルイス・フィーゴ 「このドローは、我々にとってあまり意味が無いものだ。順位表のトップに追いつくためには勝ちが必要なんだ。何とか勝ち点3を手に入れようと頑張ったが、結果を出すことができなかった。後半の私のポジション?私は監督の指示に従い、チームの為にプレーしている。もちろん右サイドが得意だけど、私の好みなんてインテルの勝利に比べたら・・・。今日は引き分けてしまったので、その分を勝利で埋め合わせなくてはいけないと思う。」

シニサ・ミハイロヴィッチ 「すぐに止まったよ。急激な筋肉痛でもう動けないと感じた。今は落ち着いているし、たぶん重大なケガじゃないと思う。チームが勝てなかった事は残念だ。勝ち点3を獲得しなきゃいけなかった試合だった。例えラツィオが素晴らしい試合をしたとしても、オレたちが失敗した事に変わりはねぇ。(ダイヤモンド型の中盤について)同じ4-4-2システムだから、それほど多くの違いは無いね。攻撃面は向上するフォーメーションだと思う。フィーゴはストライカーの後ろでも良くやっていたよ。」

ジュリオ・セーザル 「オラたち、もっと上手くやれたっぺ。特に後半はいろんなチャンスを作ったべさ。だどもシュートは少ながっだかもしんね。けんどさ、選手権はまんだまんだ長い道のりを残してるべ。信じなぐちゃいげねぇ。ユヴェンドズが明日勝ったら、まぁた勝ち点差は広がるけんど、それでも信じなぐちゃいげねぇ。アドリアーノがブラズル代表に行くか?オラ知らね。クラブはブラズル・フッドボール協会と話してるけんど、この件に関してオラが話すことはでぎねーだ。」
11月05日(土)
召集メンバー23人
1  フランチェスコ・トルド
12  ジュリオ・セーザル・ソアレス
22  パオロ・オルランドーニ
2  イヴァン・コルドバ
3  ニコラス・ブルディッソ
4  ハヴィエル・サネッティ
11  シニサ・ミハイロヴィッチ
13  ゼ・マリア
16  ジュゼッペ・ファヴァッリ
23  マルコ・マテラッツィ
25  ワルテル・サムエル
33  ピエール・ウォメ
49  マルコ・アンドレオッリ
6  クリスティアーノ・ザネッティ
7  ルイス・フィーゴ
8  ダヴィド・ピサーロ
19  エステバン・カンビアッソ
21  サンティアゴ・ソラーリ
55  ダニエル・マ・ブムソン
9  フリオ・クルス
10  アドリアーノ
20  アルヴァロ・レコバ
30  オバフェミ・マルティンス
マンチーニ「全員バッチリの状態です」

「必要な選手を連れてローマに出発します。全員が健康そのものですよ。カンビアッソもずっと良くなっているし、コルドバも同じです。」ラツィオ戦を控え、チーム状態を質問されたマンチーニ監督はこうコメントしています。「クリスティアーノ(ザネッティ)は風邪の為、チーム練習に2日間しか参加できませんでした。しかし順調であるなら、カンビアッソとの併用の可能性もあります。」今のインテルで絶好調の選手と言えば、フリオ・クルスでしょう。明日の試合ではスタメンを予想する声も上がっています。「もちろんその可能性もありますよ。ただ、最終的な判断は明日下すつもりです。今のウチにはプレー可能なストライカーが4人揃っています。」

現在のアドリアーノはデリケートな時期を過ごしています。一番避けたいことは、代表招集によるコンディションの乱れです。しかし来週2つの親善試合を組んでいるブラジル代表は、そのアドリアーノにも招集をかけています。「アドリアーノにはミラノにいて欲しいですね。彼がインテルに残って、私たちと2週間トレーニングを続ける事は非常に重要なことです。」そのことをブラジル代表のパレイラ監督に理解してもらうには、どのような説明が必要なのでしょうか?「私には分かりません。全ての監督は自分の利益のために努力します。選手を要求するスポンサーが存在するか?それは知りませんが、無いとは言えないでしょうね。」

ポルト戦での勝利により、インテルはチャンピオンズリーグ・ベスト16進出に王手をかけました。これはイタリアから参加しているクラブでは1番の成績なのですが、国内の報道はそのことについて全く触れず、別の話題ばかりを取り上げています。このことについてマンチーニ監督は次のように語りました。「なぜでしょうね。悪習ですよ。私たちは厳しい期間を乗り越えて勝ったというのに、それを良い気分で楽しむ事すらできません。逆に私たちが敗戦によって失われたエネルギーを取り戻そうとしている時は、一週間ずっと論争が続いていました。あれは確か10月でしたけど。」

ポルト戦でのルイス・フィーゴはウイングから真ん中まで動き、非常に素晴らしいプレーを披露していました。今後もこのような起用が増えるのでしょうか?「フィーゴにはある程度の自由を与えているので、いつも右に左に絶えず移動していますよ。経験豊富な選手ですから、ポジショニングについては十分に理解しています。私は彼がどこに動いても、そこでプレーしろとか移動しろなどとは指示を出していません。彼は行きたい場所に移動するのです。仰るとおり、ポルト戦でのフィーゴは順調でした。しかしそれはチーム全体が向上していたからです。」

そのポルト戦でのアルヴァロ・レコバは、インテルが3人目の交代を終えると、ベンチを去ってロッカールームに引き返しています。「その時は全く気が付きませんでした。試合が終わって記者の方に聞きましたよ。とにかく試合に集中していたので。レコバに与えるチャンスが少ない?そうは思いませんね。今シーズンここまでのレコバは、昨シーズンよりも遥かに多くプレーしています。ええ結果も出していますよ。」今回のレコバの行動は、明らかに控えるべきものでした。マンチーニ監督もそうコメントしています。「私は選手に対して恨みを抱いたりする人間ではありません。誰だって誤った行動は取りますよ。私だってレフェリーに対して何度かやりました。私より若い選手なら当然です。大切な事は、過ちを繰り返さないことなんです。」

インテル ミラン ユヴェントス
11 (A)ラツィオ (H)ウディネーゼ (H)リヴォルノ
12 (H)パルマ (A)フィオレンティーナ (A)ローマ
13 (A)メッシーナ (H)レッチェ (H)トレヴィーソ
14 (H)アスコリ (A)キエーヴォ (A)フィオレンティーナ
15 (H)ミラン (A)インテル (H)カリアリ
16 (A)レッジーナ (H)メッシーナ (A)ラツィオ
17 (H)エンポリ (A)リヴォルノ (H)シエナ
次節のラツィオ戦を終えると、ミランやユヴェントスと比べて楽な対戦相手が続く事になります。「確かにミランやユーヴェは厳しい試合が続きますね。私たちはそれらをすでに数試合消化しました。インテルとって少しは楽なカレンダーに入りますが、ローマでの勝利は重要であり、当然私たちもそれを狙っています。今までは困難な時期が続きました。しかし今週はポルト戦でとても良いリアクションを示しています。選手たちはローマ戦、サンプドリア戦よりも遥かに冷静にプレーしました。私は自信を持ちましたよ。」
11月02日(水)
エル・ハーディネロがポルトを沈める

インテル 2-1 ポルト
クルス(P) 75'
クルス 82'
- 16' アルメイダ
ジュリオ・セーザル
ブルディッソ
マテラッツィ
サムエル
(66' ミハイロヴィッチ)
ファヴァッリ
フィーゴ
ピサーロ
ヴェロン
ウォメ
(54' カンビアッソ)
アドリアーノ
(61' クルス)
マルティンス
- ヴィトール・バイア

ボシングワ
ペペ
ペドロ・エマヌエル
チェフ
アスンソン
(アルヴェス 62')
L・ゴンサレス
アラン
(メイレレス 46')
クアレスマ
ウーゴ・アルメイダ
(マッカーシー 76')
ジョルジーニョ
最近は深夜に街を遊びまわっていることが否定的に報道されていたアドリアーノ。これもゴールから遠ざかっているからでしょう。トレーニングには熱心に励んでいます。必要なのはゴールだけ、結果が出れば全ては変わるはず・・・マンチーニ監督もそのような考えで、アドリアーノとマルティンスのコンビを選択したと思います。そしてセントラル・ミッドフィルダーには再びヴェロンとピサーロを併用。足に問題を抱えているコルドバの代わりに、ブルディッソを右サイドバックで起用しています。

試合は静かに始まりました。その沈黙を破ったのは16分、ウーゴ・アルメイダのフリーキックです。アルメイダの左足から放たれたボールは、30メートル先のゴールネットにレーザービームのように突き刺さりました。まず防げないシュートでした。24分にインテルがこの試合初のコーナーキックを取得しますが、アドリアーノのヘディングはゴール横に外れます。続くフィーゴのミドルシュートもポストを捕らえることができず、マルティンスのヘディングもヴィトール・バイアに阻まれました。

後半に入ると、インテルはキレが無かったウォメを下げてカンビアッソを投入します。そしてヴェロンが左サイドにシフトしました。直後に、マルティンスが基点となってチャンスが生まれます。ヴェロンがアドリアーノに出したボールをポルトがクリアミス、あと少しでオウンゴールを得るところでした。この試合でのアドリアーノは全く精彩を欠き、周りとの連携も不足していました。マンチーニ監督はそのアドリアーノを61分で諦め、代わりにクルスを入れます。その采配は効果をあげることになりました。

75分にピサーロがエリア内でペドロ・エマヌエルに倒されると、主審はすぐにペナルティ・スポットを指差しました。これをクルスが確実に決め、インテルはやっと同点に追いつきます。79分にミハイロヴィッチの素晴らしいフリーキックがありましたが、これはヴィトール・バイアにセーブされました。しかし逆転弾は延期されただけでした。82分、ミハイロヴィッチが蹴ったコーナーキックをクルスがヘディングで流し込んでいます。この日の2得点目は、今シーズンの通算8ゴール目となるものでした。試合終了間際にマルティンスが良いシュートを放ちますが、これはヴィトール・バイアが丁寧に押さえました。

ファン・セバスティアン・ヴェロン 「この試合の前半は最高とまでは言えないが、ムチャクチャ多くのチャンスを作れたと思う。ただ、もっと早く得点を決めるべきだった。オレはインテルが危機に瀕しているなんて思わない。今日の試合だって素晴らしかったし、まだ楽に勝てたかもしれない。失点だって、あれが前半のポルト唯一のシュートだったじゃねぇか。とにかくオレたちは精進して、自分たちがやっている事を続けなくちゃいけない。目標を達成するためには、勝利を継続する事が重要なんだ。アドリアーノ?今はヤツにとって良い期間とは言えないだろうな。毎日のトレーニングを頑張ってもらいたい。オレたちはチームとしてヤツをサポートするよ。」 

ロベルト・マンチーニ 「後半を上手くプレーしましたが、前半も良かったですね。前半の失点はポルト唯一の枠内シュートでした。あれで少し当惑する事は当たり前ですよ。メアッツァの奇妙な雰囲気も試合を難しくします。クルス?非常に良いプレーをしてくれました。アドリアーノ?残念な事に、ピッチから離れた事についてあまりにも多くのことが語られています。彼はまだ若いし、22歳を楽しむ権利と義務があります。本人もピッチで批評を吹き飛ばそうとしてしているし、私もそれができると信じています。私たちは彼に対して十分な時間を与えねばいけません。絶対に彼は応えてくれますよ。」

フリオ・クルス 「フリオです。今夜勝つことは重要やったとです・・・・私たちはやりました。ばってん、今はもうラツィオ戦に集中しとりますけん。自分が得点した事については非常に満足しとります。あげな試合ばして、もし負けたらたまらんですばい。私はポジショニングに気をつけてプレーしとりました。アドリアーノ?私たちストライカーは、ゴールを生きがいにしとりますけん。それで飯食っとりますけん。ゴールから遠ざかれば、批評を受けるのも仕方なかでしょう。ばってん、私たちはチームです。全員で支えあわないかんですたい。」
11月01日(火)
サネッティ「今こそインテルの本当の価値を示したい」

ハヴィエル・サネッティは負傷から完全に回復したと判断され、ポルト戦のメンバーに招集されています。UEFAのプレマッチ記者会見で、カピターノは自分がどれだけネラッズーリへの復帰を待ち望んでいたかを語りました。「私は強い意志と共にチームに戻ります。本当に嬉しいですね。監督の全ての指示に応える準備ができています。これから起用について考えていただけるでしょう。私にとって最も重要な事は、万全な態勢を取り戻した事です。現在の我々は油断できない状況に置かれていますが、そんな時こそチームの本当の価値を示したいと思います。今シーズンのインテルに敗れた試合はあっても、完全に支配された試合はありません。明日から再び良いスタートを切るためにも、全ての力を出して戦いたいと思っています。」

「メアッツァでの無観客試合は特別?このような状況でのプレーは誰にとっても難しいものです。しかし私たちは素晴らしい試合を行いたいと考えています。前節のポルト戦はフリーキックからの失点とオウンゴールもあり、ウチにとってはツキも無かった試合と言えます。インテルは非常に多くのチャンスを作りましたから、もしそれを全て決めていれば楽に勝てたかもしれませんね。私たちはポルトをリスペクトしています。どんな事をしても勝利が欲しい。厳しい試合になる事は承知しています。そしてウチが勝てる試合だということも。アドリアーノ?インテルにとって大切な選手です。アドリアーノだけでなく、チームもデリケートな時期に突入しています。私たちはみんなで一緒にそれを通り抜けなければいけません。とにかく明日の勝利ですよ。」

マンチーニ監督、勝利への強い欲望を示す

召集メンバー22人
1  フランチェスコ・トルド
12  ジュリオ・セーザル・ソアレス
2  イヴァン・コルドバ
3  ニコラス・ブルディッソ
4  ハヴィエル・サネッティ
11  シニサ・ミハイロヴィッチ
13  ゼ・マリア
16  ジュゼッペ・ファヴァッリ
23  マルコ・マテラッツィ
25  ワルテル・サムエル
33  ピエール・ウォメ
49  マルコ・アンドレオッリ
7  ルイス・フィーゴ
8  ダヴィド・ピサーロ
14  ファン・セバスティアン・ヴェロン
19  エステバン・カンビアッソ
21  サンティアゴ・ソラーリ
55  ダニエル・マ・ブムソン
9  フリオ・クルス
10  アドリアーノ
20  アルヴァロ・レコバ
30  オバフェミ・マルティンス
「コルドバとカンビアッソは少々問題を抱えており、それぞれジムで別メニューを消化しています。しかし彼らは強い選手たちです。明日になれば起用するメンバーも決まるでしょう。ケガ人などに関しては心配していません。」マンチーニ監督はチャンピオンズリーグのポルト戦を控え、UEFAのプレマッチ記者会見でコメントしました。「ポルトが偉大なチームであり、厳しい試合になる事は認識しています。前回の対戦では2つのオウンゴールで負けたために、私は"不運"と表現しましたけど、それは間違ってなかったはずです。多くのチャンスは作れたのですから。」

最近のインテルの成績を考えれば、明日の試合には相当のプレッシャーがかかると思われます。「緊張してはいけませんね。上手に集中して勝利を目指す必要があります。」ローマ戦とサンプドリア戦では、インテルの問題点が浮き彫りになったとも指摘されました。それでもマンチーニ監督はそれを否定します。「私はサイドに問題があったとは思いません。ただ、これまで一度も目にする事の無かったミスが出ました。ソラーリが悪い、フィーゴが悪いという記事が書かれていますが、あれは個人の責任ではなくチームの責任です。個人を非難するのは容易な事ですよ。」

しかし一部の選手が調子を落としている事は間違いないでしょう。記者からはピサーロの名前が挙げられました。「ローマ戦でのピサーロは問題を持っていました。またジェノヴァでもベストの状態とは言いがたかったですね。クリスティアーノ・ザネッティが風邪を引かなければ、ピサーロの起用は無かったと思います。しかし足に若干の問題を抱えながら、サンプドリア戦後半のピサーロは大いに活躍しました。」

サンプドリア戦を引き分けてしまったインテルですが、開幕から無敗を続けていたユヴェントスが負けたため、その勝ち点差は1ポイント縮まる事になりました。このユーヴェの敗戦はインテルにとって追い風になるのでしょうか?「私たちはチャンピオンズリーグを控えているんです。今選手権について話しても意味がありませんよ。このポルト戦を良い形で終えてこそ、それが選手権に繋げることができるのですから。」ローマ戦とサンプドリア戦においての問題は、前半のプレー内容だったと考えられます。その点をマンチーニ監督はこう語りました。「この2試合に関しては、前半だけで合計4失点しています。フリーキックなどにもう少し慎重でなければいけません。集中力をもって試合に入る事も大切です。」

インテルの問題ということで、今新聞紙上を賑せているのがアドリアーノの不調です。開幕戦で3得点、ローマ戦で2得点をあげたものの、ゴールから遠ざかる試合が多すぎます。「彼は他の選手と同様に、熱心にトレーニングに励んでいますよ。今はインテルの為にプレーする事を心から望んでいるはずです。彼の管理は難しいか?調子はどうであれ、私とアドリアーノは非常に良い関係をキープしていますよ。私はストライカー出身ですから、彼に対しても適当なアドバイスを送ることができます。」ブラジル代表のパレイラ監督が、11月にもアドリアーノを召集したがっているようです。「以前にも既にコメントしていますが、今度の代表戦にはどの選手も参加して欲しくありません。アドリアーノだけでなく、フィーゴなどの他の選手たちもです。」

マンチーニ監督はチームに復帰したハヴィエル・サネッティについてもコメントしました。「今回召集しましたが、現在の彼はとても健康です。彼には戻ってもらわなくてはいけない。ポルト戦でプレーのチャンスがあることを願っています。90分間はキツイでしょうが、それでもプレーする必要がありますからね。」 最後にマンチーニは、今シーズンここまでのインテルのことを語っています。「サンプドリア戦で上手くやっていれば、ユヴェントスとの差はまだ縮まっています。しかし昨シーズンの同時期と比較しても、今シーズンのほうが勝ち点で5ポイント上回っているんですよ。物事が上手く行かない時も、私は自分たちの仕事を強く信じています。ローマ戦やサンプドリア戦ではミスもありましたが、反応するための意志と強さは備えていたでしょう。たった4日間で良い結果と悪い結果を行き来することもあります。問題はただ2〜3つの良い結果を得ることだけです。」

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